福島から京都に避難して

3.11の原発事故で、福島から大阪、そして京都に母子避難しました。その体験を伝え歩いています。

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給食測定

何処が安全なのでしょう?
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福島ではどこの学校でも、汚染地の食材のセシウムだけを測定して、
「毎日の測定によって安全が確認されている」と自信ありげに話をします。
そしてそれを聞いたお母さんたちのほとんどが納得してしまいます。

しかしそれはまったくの間違いです。

現在福島県内(茨城県、栃木県、千葉県、宮城県、岩手県などもそうですが)の田畑には、セシウムに限らず数百種類の放射性物質が降り積もっています。
その汚染された土壌にゼオライトなどの鉱物を混ぜ、その鉱物にセシウムだけを吸着させて土壌から作物へセシウムだけが移行しないようにコントロールしているのが現状です。

ですからセシウム以外の数百種類の放射性物質は作物に普通に移行しているはずです。
特にストロンチウムはセシウムよりも植物への移行率が高いことが分かっていますので、
福島の方が、とりあえずストロンチウムだけでも測定して公表してくれと福島県にはお願いしているのですが、未だに公表されていません。

"セシウムだけを取り除いてセシウムだけを測定する"、
これってマッチポンプなんですけど、
福島県内の何人が気付いているでしょうか?
<北海道大学大学院農学研究院助教の渡部敏裕>http://www.geocities.jp/watanabe1209/Topics/CsSr.htm
図4. 北大植物園の各種植物の葉におけるセシウム(上)およびストロンチウム(下)含有率
のヒマワリを例にとって、
土壌から葉への移行率を見ると、
セシウムは0.002mg/gなのに対し、
ストロンチウムは0.1mg/gとなっています。
この差は0.1/0.002=50倍です。

また以下の報告ではストロンチウムはセシウム吸収の1000から2000倍という結果となっています。
<財団法人環境科学技術研究所の研究報告(植物の元素集積性に関する調査研究)>
http://www.ies.or.jp/research_j/data/2009/3000_H21.pdf
Fig.1の一番右にのマランサスの移行率を見ると、
セシウムが130μg/m2なのに対し、
ストロンチウムが150mg/m2となっています。
ここで単位が"μ"と"m"で約1000倍の違いとなっていることを見落とさないように。
植物によっては2000倍の違いとなっています。
この実験をした箭内 真寿美さんは以下で簡単な研究の説明をしています。
http://www.ies.or.jp/publicity_j/data/news74.pdf

これらの実験はゼオライトなどを撒かない結果ですから、
ゼライトを撒いて採れた福島の作物のセシウムとストロンチウムの移行率の差はもっと大きいのかもしれません(セシウムの量が少ないからといってストロンチウムの量も少ないと思ったら大間違いとなりかねません)。

実際に測定値を示してもらえば、
原子力ムラに所属しないEUの科学者に危険性を評価してもらえるでしょう。
さらにストロンチウムはセシウムと違ってほとんど体外へ排出されませんので、
検出限界を0.01Bq/kg以下で測定してもらわないと危険性は判断できないと思います。

※小出助教や今中助教などはセシウムが一番危険と言ってますが、
彼らは武田邦彦教授と一緒でICRPの考え方(ミリシーベルト)しか知りませんから、
人柄だけで信じてしまうと、あとで後悔の元となります。

<朝日新聞>
http://www.asahi.com/area/fukushima/articles/MTW1301070700003.html
福島市産コメ、再び給食に
●市教委は「安全性を確認」

 福島市は7日、3学期から市内小中学校の給食について、地元の福島市産米の使用を再開することを明らかにした。2011年3月の東京電力福島第一原発事故以降は、同市では会津産米を使用してきた。

 地元産米使用ついては保護者の一部や市議会などで「放射線量の高い米が混入することはないか」との懸念が出されていた。市は「JAによる30キロごとの全袋検査から給食センターなどでの抽出検査まで5段階のチェックを受ける。コメ1キロあたり20ベクレルを超えないものを提供するので、国内一安全なものと確信している」(市教委)と説明している。

 二本松市では、これまで北海道産米と青森県産米を使ってきたが、昨年12月1日から「地元産米の安全が確保できた」として二本松市産米を使っている。同市は検査器の検出下限値を10ベクレルにしているという。
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  1. 2013/01/14(月) 01:25:03|
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