福島から京都に避難して

3.11の原発事故で、福島から大阪、そして京都に母子避難しました。その体験を伝え歩いています。

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最近の短いお話し会の原稿の抜粋②

私の家の回りは年間五ミリシ-ベルト以上になる所です。しかし現在チェルノブイリでは年間一ミリシ-ベルト以下の所でも健康被害が出ています。関東も危ないという事です。


<9月19日【緊急記者会見】ふくしま集団疎開裁判より>

福島の方々七人でウクライナのナロジチを視察。


ナロジチは飯館村と 福島市を合わせたような面積で、汚染度もちょうどそれ位。

(私が住んでいた郡山市も、それに近いです。)

今までは放射能に汚染されている事実を本当に認めたくなかった んですね。そして放射能で福島が危ないということに、どちらか というと片目をつぶってきたというのがありました。


しかし、行ってきた感想は「こりゃーもう、戦わなきゃなんないな」と思いました。


保育園と公立の中央病院に行き、先生や副院長先生にお聞きすると、この地域には千人の子供達がいて千人が千人全員、複数の病気を抱えているそう です。愕然としました。


今までもチェルノブイリ周辺では8割の子どもが病気だとは聞いて きましたが、

今中助教いわく「虫歯も病気としてカウントしてるんだろう?」 とのことで、本当のところはそんなにひどくはないんじゃないか と心の奥で思っていました。

しかし8割は10年前の話で、今は10割が病気というのが現実なので しょうか。

風が強くなると、再浮遊する放射能が多くな ります。吸い込んで肺に引っかかったら体外へ排出されません。

気を抜いたらナロジチと同じ運命だと考え、気を引き締めて防御 していかなければなりません。


それも目の障害、心臓、あとは免疫低下が非常に大きく風邪をひ きやすい、呼吸器など、すべての病気を受け入れてしまうんです ね。

やっぱりこういう見聞きしてたことが現実にそのような方々から 何人にも聞くと、本当にショックでしたね。

チェルノブイリ事故の時に小さかった子供達が産んだ、二世である子供達が病を持っているということか ら考えると、福島の事故に遭って、今福島にいる子供たちを何と か助けないと、末代までだんだん障害が濃くなっていくという か、障害が顕著に出てくる事もウクライナの先生からも聞きました。

~~~~~~~~~~~~~~

仙台高裁で行われた福島集団疎開裁判では「疎開させて欲しい」という郡山市の子供達の訴えが一審、二審とも脚下されてしまいました。

しかし、私たちの声が決して無力だったわけではありません。そ の証拠に、世界中、日本中の後押しもあり、裁判所 が判決の中で、認めた事があります。幾つか、お伝えさせて頂きます。

(1)、郡山市の子どもは低線量被ばくにより、生命・健康に由々し い事態の進行が懸念される。

(3)、被ばくの危険を回避するためには、安全な他の地域に避難す るしか手段がない

(4)、「集団疎開」が子どもたちの被ばくの危 険を回避する1つの 抜本的方策として教育行政上考慮すべき選択肢であると初めて認 めました。

一審判決の「子どもたちは危険ではない」から一 転して、二審判決は「子どもたちは危険の中にいる」と大きく舵を切ったの です。

にも関わらず、国が疎開させる義務は無い。となってしまったのは、私達大人達の声がまだ小さかったからです。

簡単に取れるテレビや新聞などのマスメディアが真実を語ってくれないから声が出せないのです。


谷岡国会議員と子供被災者支援法の勉強会では、母親達の悲痛な叫びが上がりました。

原発事故後約2年近くは子供達にマスクをさせる。お弁当を持っていかせる。長袖長ズボンを着せる。などして我が子を守るお母さん達が極少数でしたが、いました。子供達も、そのお母さん達の思いを汲んで、他の大多数の子達と違うそれらの事をして自分の体を守ってきました。

 

しかし事故後、2年を過ぎる頃には、それらをしないと将来、恐ろしい健康被害にあうかもしれないと分かっていても、他の子達と違う事をして自分の身体を守るという事が、出来なくなってしまいました。

 

先生も「ちょっとおかしいから、マスクを外しなさい」と簡単に言ってしまうのです。でも、そんな福島の先生を責める事も出来ないと思うのです。先生も、真実を知らないからです。

 

子供達は、その空気を読み、他の子達と同じ事をする事で、身体は守れないと分かっていても、精神を守ろうとするんです。懸命に子供を守ろうとしていた母親達もそんな我が子に「それでもあなたは一人で頑張りなさい」と言えなくなってしまいました。

~~~~~~~~~~~~~~~

私が原発事故後数回、郡山に帰って近所の十五人以上の方々や地元議員さんにお会いして感じた事は、大部分の方々が簡単に取れるテレビや新聞などのマスメディアしか見ていない。「漠然とした不安を感じながらも、福島でやっていくしかない」と思っている事です。

 

でも、少なくともお隣のとても仲の良かった方には去年から三回に分けて真実を伝えさせて頂きました。一回目は、なんとか受け止めて下さいました。しかし「大袈裟ね~」というような、その方の心の声が伝わってきました。

そして伝える回を重ねる事に、心の距離が拡がっていくのを感じるのです。あんなに仲良く楽しく過ごさせて頂いた方なのに!です。これが、正しく分断なのだと感じました。

 

関東を含む被災地の方々に直接言ってもダメなら、そこから遠く離れている私は、こちらで出来るだけの事をしていきたいと思いました。被災地の方々が声を上げられないのなら、遠くの私達が代わりに声を上げ、被災地の方々が声を上げられるように、「避難させて!」と言えるような環境作りをして生きたいです。

 

回り回って被災地の人々が少しでも安全に導かれていかれますよう、願わずにはいられません。

 

「何処でも誰でも放射能検診」の署名活動や「食品の安全を求める運動」を通して、放射能や原発等に関心の無い人々にも、

「被災者だけでなく、少なくとも日本国民全体が被害者になりうる事を知って頂きたい。もはや他人事では済まされない事を知って頂きたいです。」

「健康被害が無いかのように振る舞っている、政府や東電に『被害がある事を沢山の国民が知っている事、ごまかしようの無い事実である事』を自覚 して頂きたいです」

そして安全な食べ物、避難、保養、脱原発、広島長崎で被曝された方々、放射能汚染瓦礫、原発輸出、等々が全て繋がっている事を訴え、良い方向に導いていきたいです。

 

皆さまへのお願い。

「どこでも誰でも放射能検診」の署名を集めて下さいますよう、お願い致します。

「皆様の地域で避難者のお話し会」を開いて下さいますようお願いいたします。


お話し会の申し込みはコメント欄にお願い致します。

下記の「希望する全ての人々に健康診断と医療保障を!」の署名 は、

「放射能や原発等に関心の無い人々に、

国民全体が被害者になりうる事を知ってもらう為」

「健康被害が無いかのように振る舞っている、政府や東電に自覚 をしてもう為」

是非、全国、海外にも広めて下さるよう、お願い致します。

集めた署名は多少にかかわらず、送って下さると助かります。

この世の全てのもの達の為に!

以下、転送です。

避難・移住・帰還の権利ネットワーク・小山です。

表記の署名の英語版が出来ました。英語を話せる方や海外のお知 り合いの方に宣伝してください。

英語版、日本語版とも、こちら。

http://hinan.jimdo.com/

医療署名/ または添付ファイルをご覧ください。

なおこの署名は、短期間に終わる性格のものではなく、当分続け る予定です。

お問い合わせは、小山まで。

070-5653-7886nobiscum@wb4.so-net.ne.jp
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  1. 2013/08/17(土) 15:59:34|
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